クラシルリワードでは、レシートの撮影・送信機能を提供しており、レシートを送信してもらうことでユーザーに還元を行っています。この機能では、Vision Framework を利用した領域やテキストの検出を行なっており、サーバーでのレシートの解析に大きく貢献しています。しかし、これらの処理を加えたことにより、撮影ごとにかかる時間が増加してしまうことになります。ユーザー体験を考慮して、撮影から送信までパフォーマンス改善を行っていたところ初回の実行だけ異常に時間がかかっていることがわかりました。このトークでは、この課題に対する対応策となぜこのようなことが起こっていたのかの考察をご紹介します。このトークを通じて、同様の課題に直面している開発者の皆様がスムーズに問題を解決するための手がかりを得られることを期待しています。