AndroidとiOSのアーキテクチャの歴史と進化 〜プラットフォーム横断で見る設計思想の変遷〜 by こたろう

iOSDC Japan 2025
ルーキーズLT(5分)

AndroidとiOSのアーキテクチャの歴史と進化 〜プラットフォーム横断で見る設計思想の変遷〜

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ターゲット
・アーキテクチャの歴史を復習したい人
・最近iOS,Androidに触れ、昔の歴史を加味してアーキテクチャを理解したい人

概要
参加者の中には最近iOSエンジニアになった方や学生の方々も多いのではないでしょうか。
そんな方々に向けた、今までの歴史を振り返り、アーキテクチャの理解度を上げるためのセッションです。
初期からのアーキテクチャの主要な部分をiOS,Android横断で遡り、現状のTCA,MVVMなどの思想の分かれ方の理解を深めます。

詳細↓

テーマ理由
・宣言的UI普及により、アーキテクチャが転換期であるため
・他の方のセッションで最先端のアーキテクチャ考察があると考え、前提となるセッションがあった方が良いと考えたため。

初期(2008-2012)
iOS
・MVCが標準
・UIViewControllerが中心
・"Massive View Controller"問題の兆候
・デリゲートパターン
Android
・Activity中心
・"God Activity"問題の始まり
・Fragmentという概念の導入

パターンの確立期(2013-2017)
iOS
・MVVMパターンの普及
・ReactiveCocoa/RxSwift
・VIPER
・Swift登場
Android
・MVP推奨
・Architecture Blueprints
・Architecture Components発表
共通
・MVP、MVVM、Clean Architecture、Redux普及

宣言的UI時代(2018-2024)
iOS
・SwiftUI
・Combine
・MVVM
・TCA
Android
・Jetpack Compose
・Single Activity
・Navigation Component

実際の企業の採用状況
・9月時点の情報