アセンブリで学ぶCPUアーキテクチャ by akkey

iOSDC Japan 2025
採択
2025/09/19 19:05〜
Track B
レギュラートーク(20分)

アセンブリで学ぶCPUアーキテクチャ

AkkeyLab akkey AkkeyLab
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2025年秋にリリース予定の「macOS Tahoe 26」が、Intel製CPUを搭載したMacへ提供される最後のOSであることをAppleが発表しました。CPUアーキテクチャの異なるApple Siliconへの移行という偉業を成し遂げたApple。その技術的背景を、いま一度振り返ってみる価値があるのではないでしょうか。

本トークでは、Appleが歩んできたCPUアーキテクチャの変遷を振り返りつつ、x86からArm(Apple Silicon)へと至る道のりを解説します。そして、実際にApple Silicon搭載Mac上で動作するアセンブリコード(計算と文字出力)を題材に、命令セット・システムコール・レジスタといった低レイヤの要素をやさしく紹介します。

アセンブリは一見アプリ開発に無縁に思えるかもしれませんが、実はクラッシュログ解析やパフォーマンス調整、Rosetta 2の仕組み理解など、日常の開発と意外なところでつながっています。iOSエンジニアが“いまこそ”学び直す意義のある低レイヤ世界を、一緒に覗いてみませんか?