紙のマップは古くから多くの人々に利用されてきました。そして、スマートフォンの登場によりいつでもどこでもマップを確認できるようになっています。
マップに関する機能は、MapKitなど開発者向けのフレームワークとして公開されています。このフレームワークを用いて、マップを活用したアプリケーションが数多く登場しています。特にモビリティ関連のアプリケーションでは、マップによる位置情報の表示が中心的な機能となっており、今や欠かせない存在となっています。
マップを活用したアプリケーションを実装するには、マップの表示技術や緯度経度といった座標に関する知識が不可欠です。このようなマップに関する基礎知識が不足している状態でアプリを実装すると、誤った位置に場所を表示したり、地図上に情報を表示するまでに時間がかかったりするなど、ユーザー体験を損なう原因となります。しかし、これらの知識は開発者用のドキュメントにはあまり記載されておらず、基礎知識がない状態で実装してしまう場合が多いです。
このセッションでは、マップを扱う上で必要な知識を共有しながら、MapKitを使ってマップを活用したスマホアプリの実装例を紹介します。
このセッションで話すこと: