ネイティブ製ガントチャートUIを作って学ぶUICollectionViewLayoutの威力 by 西 悠作

iOSDC Japan 2025
スポンサーセッション(20分)

ネイティブ製ガントチャートUIを作って学ぶUICollectionViewLayoutの威力

jrsaruo_tech 西 悠作 jrsaruo_tech
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「こんな複雑なUIどうやって実装してるんだろう」と思ったことはありませんか?
UICollectionViewLayoutはその疑問に対する1つの答えとなるかもしれません。

私たち株式会社アンドパッドが提供している施工アプリには「工程表」と呼ばれるガントチャート機能が存在します。ガントチャートとは縦軸に作業項目、横軸に時間をとる棒グラフです。
この機能は従来WebViewで提供してきましたが、いくつかの理由からネイティブUIで作り直すことに決めました。
iOSのデザインにフィットしてスムーズに動作する、複雑なガントチャートUIを作るには…… たどり着いた答えがUICollectionViewLayoutのサブクラス実装による独自レイアウトでした。

本セッションでは以下の内容をお届けします。

  • UICollectionView × UICollectionViewLayoutを採用した理由
  • 簡単なガントチャートUIを実装しながらUICollectionViewLayoutの設計思想と実装方法を学ぶ
    • 自由自在なレイアウト
    • UI要素のピン留め
    • セクションの開閉
    • ピンチジェスチャによるズーム
  • その他UICollectionViewLayoutの応用例

UIKitはまだまだ現役のフレームワークです。
UICollectionViewLayoutの圧倒的な応用力を知り、「どんなUIでも作れそう」という万能感をぜひ味わってみてください。