iOSDC Japan 2025
LT(5分)

Roomを活用したKotlin Multiplatformでの開発

Tatsumi0000

Kotlin Multiplatform(KMP)を使うことでかんたんにクロスプラットフォーム開発をすることができます。
最近ではAndroid開発でよく使われている便利なライブラリもKMPに対応し、より一層KMPの開発体験が向上しています。
例えば、ローカルでデータを永続化するためのライブラリ「Room」もKMPに対応しました。

Roomを使って開発をする場合はすべてのコードを共通化できるのではなく、プラットフォームによって実装が違う箇所があり、その場合はactual / expect 修飾子を使って実装します。
プラットフォーム別に動くコードは簡単に書くことができたのですが、テストコードを書こうとすると詰まる箇所があり苦労しました。

本セッションでは、Roomを使って開発する際にプラットフォーム別にactual / expectをどのように実装していくかと、そのコードに対してのテストの実装方法について、具体的なコード例を交えながら紹介します。