iOSDC Japan 2025
ルーキーズLT(5分)

RealityKitで実現する4次元空間

kaz_d37 Kazuya Takahashi kaz_d37
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Apple Vision Proの登場などにより、3Dの空間表現は身近なものになってきました。RealityKitをはじめとしたフレームワークのおかげで、Swiftで3Dコンテンツを扱うことも簡単になっています。
では、ここからさらに"次元をひとつ上げる"ことはできないでしょうか?

今回はSwiftを使って3Dのその先、4D空間のオブジェクトを描いてみるという、ちょっと変わった挑戦をしてみました。
RealityKitで直接扱えるのは当然3Dまで。そこで数学の力を借りることで、4Dのオブジェクトを無理やり3Dに落とし込んで描画します。
このLTではRealityKitでの3Dレンダリングの基本をおさらいして、そこから次元を上げて4Dレンダリングを実現する方法を紹介したいと思います。
さらに、ドラッグなどのジェスチャー操作で4Dオブジェクトをぐりぐりと動かすインタラクションも実装しました。4D空間を見るだけでなく、触って体感できるデモをお見せします!

難しい理屈は置いておいて、なんだか不思議で見ているだけで面白い。そんな4Dの世界を一緒に体験してみませんか?