CryptoKit ではじめる暗号技術 - メッセージ認証コード編 by 栗山徹

iOSDC Japan 2025
採択
2025/09/21 14:30〜
Track C
レギュラートーク(20分)

CryptoKit ではじめる暗号技術 - メッセージ認証コード編

kotetu 栗山徹 kotetu
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Apple CryptoKit は、 Swift で利用可能な暗号化処理のフレームワークです。

Xcode 上ではインストール不要で利用できることや Swift 言語の特徴を活かしたインターフェース設計となっていることから、実用性だけでなく手を動かしながら暗号技術を学ぶのにも向いているのではないでしょうか。

ただ、暗号技術はデータの秘匿だけでなく、デジタル署名やメッセージ認証コードなど幅広い分野で利用されていることから、まずは特定の分野に絞って学習を始めるのがおすすめです。

本トークでは、 Apple CryptoKit の概要や特徴を紹介します。その上で、数ある暗号技術の中から署名付き AWS API リクエスト の生成処理を題材にメッセージ認証コードについて紹介します。

Apple CryptoKit の概要を知るだけでなく、暗号技術についてより身近に感じてもらえるようなトークを目指します。

アジェンダ

  • Apple CryptoKit の特徴 〜 Swift らしい書き心地と信頼性
  • Apple CryptoKit がサポートする暗号技術 〜 暗号化、ハッシュ化、メッセージ認証
  • AWS API リクエスト 生成処理を Apple CryptoKit を使って実装してみる