ユーザー数10万人規模のアプリで挑んだトップ画面のUI刷新 by 小林 俊哉 (とち)

iOSDC Japan 2025
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ユーザー数10万人規模のアプリで挑んだトップ画面のUI刷新

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サイボウズの大規模組織向けグループウェア製品『Garoon』のiOSアプリは、初回リリースから約2年が経ち、10万人を超えるユーザーに利用されており、現在も活発に機能追加や改善が進められています。
そのような中で、リリース当初から親しまれてきたトップ画面が、だんだんとアプリ進化のスピードについていくことができなくなってきました。
WebViewで特定機能のページを表示する形になっていたため、他の機能まで遷移するのに手間がかかったり、ネイティブで新たな機能を追加しても導線の実装に苦慮したりといった課題を抱えていました。

そこで私たちは、ネイティブで作成した新しいデザインのトップ画面に置き換えることを決定しました。
今までの操作感や体験を損なうことなく、ユーザーがスムーズに移行できるような仕様を考えながら、段階的に移行を進めていきました。
最終的には、ロールバック率5%未満という数字で、多くのユーザーに受け入れられた状態で移行することができました。

このトークでは、Garoonモバイルチームが取り組んできた以下のトピックを紹介します。

  • チーム体制と意思決定
  • デザイン検討
  • 採用技術要素
  • ユーザーからのフィードバック収集と対応

このトークが、今後皆さんが大規模なUI刷新を行う際の助けとなれば幸いです。