VSCodeとClineを活用したiOSアプリ開発におけるバイブコーディングの取り組みの事例紹介 by yoko-yan

iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

VSCodeとClineを活用したiOSアプリ開発におけるバイブコーディングの取り組みの事例紹介

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現在、Claude CodeやCursor、Cline、WWDC2025で発表されたXcode 26などのツールが登場していますが、これらを用いたiOSアプリ開発におけるバイブコーディング環境はまだ十分に整っていない状況です。

自身も、Xcode以外のツールを使ってAI駆動開発を行うことに対して懐疑的でした。しかし、自社ではAI駆動開発が急速に進んでおり、特にWeb開発においてはAIを活用した事例が増加しています。この流れに乗り遅れないよう、モバイルアプリ開発でも今のうちに始める必要があると感じました。

そこで、VSCodeとClineを用いてiOSアプリのバイブコーディングを試みた結果、いくつかの不便さはあるものの、開発効率が大幅に向上する可能性を実感しました。本セッションでは、この試みの具体的な事例を紹介し、バイブコーディングの利点や課題について共有したいと考えています。

現在の多くの記事では、モックや新規アプリでの利用が主に取り上げられていますが、複雑な既存アプリにも十分活用できることを事例を交えてお話しします。具体的には、良かった点、課題、今後の期待について詳しく説明します。

また、もともと自チームでユースケース駆動設計を採用しており、これがバイブコーディングにおいて効果的であると感じています。この取り組みについても時間が許せば触れたいと思います。さらに、自社でのAI駆動開発の取り組みについても、許可が得られれば少し紹介したいと考えています。