SwiftDataはCore Dataの後継としてリリースされたAppleの新しいデータ永続化フレームワークです。SwiftDataはCore Dataよりもはるかに簡単で安全に使うことができますが、Swift Concurrencyとともに利用する際はデータ競合に注意が必要です。これは、SwiftDataがCore Dataの上に構築されたAPIであるためです。
そこで本トークでは、SwiftDataをSwift Concurrencyと共に安全に扱う方法を解説します。SwiftDataをこれから利用する方やCore DataでConcurrencyの扱いに苦労した経験を持つ方を主な対象とします。SwiftDataの技術スタックをSwift Concurrencyの観点およびSwiftDataの元であるCore Dataの観点から解説し、SwiftDataを並行安全に扱うための原則、ならびにコーディングにおけるベストプラクティスを紹介します。
本トークによって、参加者の皆さまはSwiftDataをより自信を持って扱えるようになるでしょう。