SF SymbolsはAppleプラットフォーム向けのアイコンライブラリーであり、iOSアプリ開発における強力なツールです。システムフォントにシームレスに統合されるため、コンテキストやユーザーのアクセシビリティ設定に従い、スケールやウェイトの調整もOSが自動でしてくれます。現在は5000を超えるシンボルが存在しており、アニメーション効果により表現豊かなインターフェースの実装が可能となっています。
そんなSF Symbolsですが目的に合ったものが必ず見つかるというわけでもなく、意外とSF Symbolsだけでは事足りないということが多々あります。そこで、シンボルの代わりとして画像を使うとスケールやウェイトの調整ができないため、SF Symbolsを自作するのが最善です!
しかし、SF Symbolsの自作にあたって、ベースラインやカーニングなどのグリフ要素を調整してシステムフォントや他のSF Symbolsに馴染ませたり、パスのアンカーポイントとコントロールポイントの写像を厳守するようにしないと有効なSF Symbolsにならずアプリで使えません。本トークでは私のSF Symbols作製経験を基に自作の極意を紹介します。
話すこと
・自作の手順
・コツ、押さえておくべきポイント
・既存シンボルのカスタマイズ
話さないこと
・シンボルのデザイン手法