多くのプロジェクトでは何らかのライブラリを活用してアプリの機能開発や自動化等を行っていると思います。
「家族アルバム みてね」でも、現在約30個のライブラリを活用して日々開発を行っております。
しかし、ライブラリのおかげで効率化できている一方で、ライブラリ起因の負債も多々ありました。具体的には、「更新が止まっているライブラリに依存している」「古いバージョンのライブラリを使い続けている」などです。これらの負債によって、Xcodeのアップデートでビルドエラーが発生して予想外に時間を取られたり、ライブラリの新しい機能を使えないことで追加の開発が必要になるなど、作業のスピード感に影響が出てしまっていました。
本セッションでは、依存するライブラリ起因の負債を解消するまでの具体的なステップと、負債を生まないために導入した仕組み、実際に運用してみた成果をお話します。特に以下のポイントについて詳しく説明します。