新卒エンジニアが自社サービスをとことん触り尽くすことで見えてきたモノ by 森岡 蒼

iOSDC Japan 2024
ルーキーズLT(5分)

新卒エンジニアが自社サービスをとことん触り尽くすことで見えてきたモノ

森岡 蒼

私はこの春、自社開発の企業に新卒入社しました。
かなり大規模なサービスを扱っているので、はじめはコードを読んでもちんぷんかんぷん。
バグ修正の際も、該当コードを特定するのでさえかなり時間がかかっていました。
すぐさまメンターの方に相談すると、
「自社のサービスに出来るだけ毎日触れてください。仕様書と照らしながら。」 と言われ、 「それだけ?」 と思いながらも実践してみることに。
それ以来、仕事プライベート問わず毎日30分から1時間ほど自社サービスに触れるようにしています。
その際、具体的には以下を意識しました。

  1. ドキュメントやデザインと見比べて仕様を確認し、挙動や設計がよくわからないところはコードをチェックする
  2. 疑問に思ったことは職種を問わず色々な人に聞く
  3. 仕様書から漏れている内容はすぐにドキュメントを書く

この習慣を続けることで、バグ修正のスピードが大幅に向上しただけでなく、サービス全体の理解が深まり、遥かに効率的に業務を進めることができるようになりました。

入社間もない時期に仕様理解をガチるとめっちゃお得だよ!という話を具体例を交えてお話ししたいと思います。