Swift 6.0 への対応を進める中で、Combine の実装を async/await に置き換えたいと感じる場面が増えてきたのではないでしょうか。2022年にAppleが公開したOSSである Swift Async Algorithms を使用することで、時間経過に伴う処理を async/await で記述できるようになりました。
Swift Async Algorithms は、 Combine のように様々なオペレーターを利用しつつ、非同期処理を for-in ループで実装することができる強力なライブラリです。これにより、より直感的で Swift らしいコードを書くことが可能になります。
本LTでは以下の内容について紹介します。
・Swift Async Algorithms と Combine の比較
・Swift Async Algorithms を用いた時間経過処理の結合方法
・Swift Async Algorithms の便利な API の活用法