決済は、物理的な商品の購入を行うE-commerceアプリでは、必須かつ重要な機能です。
出前館アプリでも、決済機能はユーザにとって重要な機能として位置付けられています。
アプリ開発者として決済機能を運用する際は、アプリだけでなく、トランザクション処理全体の把握など、サービス全体を通じた知識が求められます。
また、近年の決済機能は、3D SecureやSMS認証などの多要素認証によって、よりセキュアに価値を提供することが求められています。
複雑な決済フローをユーザに認識齟齬なく継続的に提供するためには、バックエンドの処理に加えて、アプリで各種例外処理の考慮をするなど、様々な工夫を行う必要があります。
本発表では、決済機能の運用について、出前館アプリの決済機能の運用を例に、以下の話をします。
発表者は、出前館アプリの決済機能のアプリ開発・リードを経験する中で、決済機能の運用例には、複雑なシステムを運用するためのノウハウとして共通の学びがあると考え、本プロポーザルを提出しました。
決済に関わっている方に限らず、複雑なシステムをどう運用するか興味のある方など、本発表を聞いていただけますと幸いです。