画面を作る上での典型的なシナリオとして、ネットワークからデータを読み込み、それを表示するというものがあります。このシナリオでは、データの読み込み中、エラー処理、正常系など、多くのパターンを網羅する必要があり、しっかり作り込むのは意外と難しいものです。
皆さんも、ひとまず正常系だけを作って、他の部分は後回しにしようと考えたことがあるでしょう。しかし、その結果、後からエラー処理などを追加するのを忘れてしまったり、大変な思いをした経験はありませんか?
本セッションでは、正常系に注力するために、非同期に取得する値を扱う型とそれを表示するViewを整理しました。具体的には、非同期に取得する値を扱う画面の状態を整理し、そのための値型と、それをSwiftUIでどのように扱うかを紹介します。