モバイルクロスプラットフォーム技術でシェアを拡大しているFlutterですが、既存アプリを一気に乗り換えるのはコストがかかります。Flutterには「Add-to-app」という画面単位でFlutterを組み込む仕組みが用意されており、これを利用することでリスクを抑えつつFlutterを導入することができます。
「Add-to-App」を利用することで、コストを押さえつつクロスプラットフォームの導入を小さく始める事ができます。
しかし、良いことばかりではありません。例えば以下のデメリットも存在します。
・OS毎に別々のUIデザイン適応が困難
・Flutter(Dart)有識者不足
・サードパーティ製パッケージへの依存
Flutter 1.0がリリースされてから5年が経った今、実際に「Add-to-app」を使用してFlutterを導入する中で判明したメリットとデメリットを詳しく紹介します。特に導入時の課題や注意点についても触れ、Flutter導入を検討している開発者にとって役立つ情報を提供します。