モバイルアプリ開発における『失敗学』の活用:効果的な再発防止策の立て方 by yujif

iOSDC Japan 2024
レギュラートーク(40分)

モバイルアプリ開発における『失敗学』の活用:効果的な再発防止策の立て方

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開発には失敗がつきものです。突然障害が発生したり、施策がうまくいかなかったりします。
そこで同じ過ちを繰り返さないように、失敗を振り返ってまとめることが重要です。
しかし、以下のような問題に直面したことはないでしょうか?

  • 例:過去事例のレポートを読んでも、しっかりと理解できない
    • 「何が起きたのかはおおよそわかるけれど……。原因は本当にこれだけ……?」
  • 例:自分もレポートを書こうとして根本対策を考えてみるが、ピンとこない
    • 「再発防止策はこれで十分だろうか……?もっと他にあるのでは……?」

失敗の振り返りが重要だとわかっていても、失敗を伝えることも理解することも難しいと感じることが多くあります。

本セッションでは、「失敗学」について紹介し、実際のプロジェクトで経験した事例を題材に「失敗の伝達に必要な記述」についても具体例を交えながら解説します。

トピック

  • 失敗学とは
  • 失敗情報は孤立しがち
  • 失敗は知識にしなければ伝わらない
    • 「失敗の伝達に必要な記述」

本セッションの想定対象

  • モバイルアプリの開発・運用に携わっている方
  • 失敗の振り返りの質を高めたいと思う方
  • 製品や現場を少しでも良くしたいと思っている方

参考図書

  • 畑村 洋太郎. 技術の創造と設計. 岩波書店, 2006.