複雑さに立ち向かうためのソフトウェア開発入門 by shiz

iOSDC Japan 2024
採択
2024/08/23 10:50〜
Track A
レギュラートーク(20分)

複雑さに立ち向かうためのソフトウェア開発入門

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昨年の『複雑さに立ち向かうためのコードリーディング入門』ではコードの読み解き方に焦点を当てましたが、今回はソフトウェア開発全体における複雑さについて詳しく解説します。

私たちエンジニアは、日々さまざまなタスクに取り組んでいます。仕様の理解、ドキュメントの作成、タスクの見積もり、チャットやミーティングでの議論、新しい技術の学習など、多岐にわたる作業があります。このような状況で、「やることが多すぎて頭がフリーズしてしまった」という経験をしたことはありませんでしょうか?

人間の脳には限界があり、その限界を超えると物事を複雑に感じてしまいます。では、この複雑さに立ち向かうために、私たちができることは何でしょうか?

実は、私たちが日常的に行っている活動の中には、必要以上に脳へ負荷をかけているものが多く存在します。この負担を認識し、軽減することができれば、複雑さから解放され、より重要なことに注力できるようになります。

本トークでは、以下のテーマについてお話しします。

  • 人の脳の限界とは何か?
  • 実は必要以上に脳に負荷をかけているもの
  • 研究結果から見る脳の負荷を軽減するための対策
    対策には些細なものも含まれますが、そういった細かい部分にこそ落とし穴があります。そして仕組みがわかれば、多くのことに応用できます。

本トークが、皆さまの日々をより充実させる一助となりましたら幸いです。