iOSDC Japan 2024
レギュラートーク(20分)

RealityKit入門

shoryu927 tatsubee shoryu927
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RealityKitはiOS・visionOSにおいて、ARアプリケーションを開発する最適解の一つです。

ARと聞いて少しハードルを感じるかもしれませんが、RealityKitはSwiftネイティブなAPIで提供されているため、3D空間を扱うための座標や行列計算などの独特な要素はありますが、普段のiOS開発とほとんど変わらない方法で記述することができます。
この独特な要素に関しても、概念を理解し、ちょっとしたコツを知るだけで簡単に扱えるため、RealityKitを使ったARアプリケーションの開発は本当にとても簡単なのです。

本セッションでは、「好きなイラストを現実世界に呼び出すARアプリ」を例に、RealityKitを用いた基本的なARアプリケーションの作り方と、開発中に直面しがちなハマりどころを、以下のステップに沿って解説します。

  1. ARKitとRealityKitの役割と関係性
  2. 現実世界の特定の場所にオブジェクトを配置する方法
  3. オブジェクトにテクスチャを貼り付ける方法
  4. オブジェクトに環境効果を適用する方法
  5. オブジェクトの位置や方向を自由に変える方法

日本でのVision Proの発売に備え、今こそRealityKitに入門しましょう。