iOSアプリ開発では、機能そのものの開発以外に気にかけることが多々あります。
例えば、各種証明書の有効期限、ライブラリの選定・バージョンアップなどです。
さらに、社内にiOSアプリが数多くあるとどうでしょう。
例えば証明書の有効期限が切れていたり、脆弱性を含んだバージョンのライブラリを使い続けていたり、といった問題が各所で起きる可能性があります。
社内にある全てのアプリで、これらの問題に漏れなく対応できる状態を作るのは、複数アプリを管理する上での大きな課題です。
これを解決するために、社内全てのアプリについて、証明書や依存ライブラリなどの情報をまとめて管理するツールを作りました。
本トークでは、これを実現するにあたって利用したApp Store Connect API利用の際のTipsやライブラリの情報収集の方法、これによってアプリの複数運用がどのように便利になったのかを紹介します。