iOS 16で登場したGridは、VStackやHStackを使用した従来の2次元のUIレイアウト手法に比べ、より柔軟かつ効率的なUIの実装を可能にします。特に異なるデバイスや画面サイズでの表示において力を発揮するでしょう。しかしながら、VStackやHStackを使用した実装で十分対応できているのにあえてGridを使う必要があるのか?既存の実装をわざわざGridに置き換える価値があるのか?という疑問を抱くかもしれません。
本トークでは、Gridを使用して実現できる様々な可能性、それぞれの実装方式におけるメリットとデメリットについて、同じデザインを従来のVStackやHStackの実装とGridを用いた実装で実現し、比較しながら考察していきます。