弊社のモバイル開発チームは、2020年に組織化された若手中心の新しいチームです。それゆえ、チームでは様々な解決すべき課題があります。中でも「技術力向上」「開発効率化」はチームの中でも優先度が高い課題です。背景には、開発中のアプリでは明確なアーキテクチャが存在せず、機能拡張がしにくいといった課題があったため、開発の生産性がなかなか伸ばしにくい状況でした。これらの課題に対するアプローチとして「アプリアーキテクチャの明文化」を行い、実装方針の整備を進めることで、生産性の向上にアプローチすることができ、生産性を20%向上させることができました。本セッションでは、アーキテクチャガイドラインとして具体的に明文化した内容と、弊社で採用したオブジェクト指向型のアーキテクチャを中心に生産性改善のノウハウを紹介したいと思います。