DocCは、Swiftプロジェクト向けのソースコードベースのドキュメント生成ツールです。
このDocCがXcode 13.3以降、アプリ開発での活用を想定して進化しました。しかし、アプリ開発におけるドキュメントは既にMarkdown等で用意しているプロジェクトも多く、DocCをわざわざ導入しようと思わないかもしれません。
そんなプロジェクトでDocCを活用するのに便利なのが、ドキュメント作成時の生成物であるDocumentation Archiveの利用です。これは、ドキュメントを生成するために必要なclass名や依存関係等の情報が構造化して詰め込まれたものです。これを用いて、プロジェクトの依存関係を自動で見える化し、リファクタリングや新メンバーへの状況共有に役立てることができます。
このトークでは、その具体的な方法とDocumentation Archiveの構成等についてお話します。