世界中のユーザーへ向けてサービス展開する場合、システムのグローバリゼーション及びローカリゼーションが必要です。
ローカリゼーションではまず「特定言語への翻訳対応」が行われますが、その結果としてアプリの開発フロー内で継続的な「翻訳データの管理」と「テキストの翻訳作業」が必要になってしまいます。
日本語、英語の2言語までは「なんとなくスプレッドシートで管理してみる」が通用しなくもないのですが、対応言語数が増えるほど翻訳データ自体と翻訳タスクの管理コストが増え、結果として運用や品質に対して悪影響が出やすくなっていきます。
本トークでは、12言語に対応している「REALITY」アプリの事例をもとに翻訳フローをどのように構築したか、対応言語を増やした結果どのような問題が起きたか、その問題にどう対処しているか、現状の課題は何で今後どうしようと考えているか、などをお話します。