Carthageでビルドしたframeworkを共有キャッシュとしてS3などで管理できるツールのRomeがついにXCFrameworkにも対応しました。
Swift Package Manager対応のライブラリも増えてきていますが、まだまだCarthageを利用されている方もいると思います。
今回はRomeに関する以下の内容について、具体的な設定ファイル、スクリプトコードを用いて説明します。
・共有キャッシュの導入することでビルド時間をどれだけ短縮できるか
・XCFrameworkを共有キャッシュとして、S3およびローカルドライブで管理する方法
・(現状のリリース版に残っている)Romeのバグに遭遇した際の対応方法