リアクティブプログラミングは非同期プログラミングの手段として使われることがありますが、本来は非同期データストリームをうまく扱うためのものです。Swift Concurrencyが導入された今こそ、Combineなどの具体的なライブラリから一歩距離を置いて、リアクティブプログラミングそのものを学習しておきましょう。
このトークでは、リアクティブプログラミングがデータフローの記述方式であるということを基本からおさらいします。リアクティブプログラミングを図的に理解でき、UIや通信のイベント配送設計も自在にできるようになります。
非同期はリアクティブプログラミングの外の世界と接続するときや内部実装には必要です。両者のポジションの違いを整理し、Concurrencyの機能をそのまま使うべきところと、リアクティブプログラミングでデータフローを記述すべきところが、よく分かるように説明します。