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不具合や仕様もれを減らすための勘所とユニットテストで学ぶ簡単事例集 iOSDC Japan 2022

アプリ開発の過程で、仕様のミスリード・不十分な仕様把握・説明の解釈ミス等で、本来の意図との実際の成果物で齟齬が生まれる事は、常に起こる可能性はありますが、ユニットテストによって事前にそのリスクを防止する取り組みは、仕様把握や機能担保の面で有効な手段になります。
本稿ではその「ありがたみ」と感じられる簡単な例を、RxSwift / Quick / Nimble / SwiftyMockyを利用を想定したコードを通して解説する予定です。
その中でも特に、
- 仕様で本当に抜け漏れがないかを確認する場合
- 言葉ではシンプルだが実際に正しいかが見えにくい場合
- 実は細かな点に気を配ってみると疑問が生まれる場合
- その他画面の中でテストがあると良さそうな部分を探り出す着想
等の簡単な実装コードやテストコードの事例を交えながら解説できればと思います。