歴史のある大規模アプリに Design System を導入して開発をスケールさせる by Shunsuke Sasaki

iOSDC Japan 2021
採択
2021/09/18 18:20〜
Track C
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歴史のある大規模アプリに Design System を導入して開発をスケールさせる

omuomugin Shunsuke Sasaki omuomugin

このトークは、佐々木 と 中村2名での登壇になります。
佐々木 : GitHub, Twitter -> @omuomugin
中村 : GitHub -> @valmet

ゼクシィの iOS アプリは、2011年から開発されている歴史のあるアプリです。これまで外部の開発会社で開発をしていましたが、近年の結婚観の変化などを受けて環境の変化に柔軟に対応するために 2019年から 社内のエンジニアが開発に加わるようになりました。現在では 十数名ほどが iOSアプリの開発に関わっており、コードベースも 約20万行ある大規模なアプリとなっています。これまで様々な技術的なチャレンジを行っており、今回は Design System の導入背景や導入によるコミュニケーションの改善や開発者体験の向上について、また実装の方針などについて発表します。なおゼクシィにおける Design System は、 Figma 上でのデザインパターン一覧とそれをモバイルアプリ向けに実装したデザインライブラリの両方を含めています。
微妙に異なった定義の色が複数存在していたりなどの状況は、アプリ開発者ならば一度は遭遇したことがあるかと思います。関わってる人数が多ければ多いほどこういったことに気を遣うのは難しくなっていきます。同様なことがマージンやフォントサイズやアプリ内に繰り返し出てくるUIパターンでも発生し得ます。こういった細かいUIの一貫性を各開発者が各機能実装時に気にしなくて済むようにゼクシィでは Design System を導入し運用しています。
本トークでは、Design System の導入の背景や導入によるコミュニケーションの改善や開発者体験の向上について、また実装の方針などについて共有します。