iOSDC Japan 2020で発表した『iOSではじめるWebAR』のアップデート版です!
ChromeもMicrosoft EdgeもFirefoxも“標準”でWebXR Device APIに対応する中、長らく未対応の続く我らがWebkit、そんなWebXR領域では何かと足が遅く見えるWebKitでも 1 年も経てばいくつか変更が入っています。
まずはWebKit Feature Statusで“WebXR Device API”がIn Developmentステータスになっていること!いつSupportedステータスに変わるかわかりませんが、少なくともSafariでWebXR Device APIが使える未来が予定されていることだけはわかります!
そしてiOS 14.5で突然SafariのExperimental Featuresに追加されたWebARのためのものと信じているmodel要素!これはiOS 14.5時点では要素そのものは認識されるものの肝心の3Dモデルは表示されませんが、今後デファクトスタンダードになるかもしれない要素が登場したと言えます。
そうした事例を挙げながら、多くの人が毎日触るであろうSafariにおけるWebARが今どのような状況にあり、何ができるようになっているのか、次のようなトピックスを解説します。