これまでのiOSアプリにおいて、主にUIKitを利用したUI実装とそれに付随する機能開発を担当する機会が多くあり、また直近数年間に私が経験してきた中では、機能を実現するための実装だけではなく、デザイナーをはじめ様々な職種の方々を巻き込みつつもデザインも絡めた仕様部分から考え抜く機会にも多く恵まれたようにも感じております。
本稿では、チームの皆様(プロダクトマネージャー/デザイナー/エンジニア)を巻き込みながら、アプリUI実装と機能ロジックをコラボして仕上げていく際に、
・デザイナーとの仕様すり合わせの際に心がけているポイントと習慣
・デザインデータから実装における勘所を紐解く
・機能ロジックとUI実装を合わせる際に違和感を感じた場合
・自前で準備する?ライブラリを使う?の切り分けと判断
・Webでは頻出での表現をiOSアプリで実現する際に気をつけている事
・Androidアプリで良くお目にかかるUI表現をiOSアプリで実現する場合の勘所
等を紙面が許す限り、そして私自身が業務で利用してきた設計ノート等も交えながらご紹介できればと考えております。
決して特別な事はありませんが、ほんの少しでも皆様のご参考になる事ができれば嬉しく思います。