SwiftUI で実プロダクトを音速リリースした話 by AkkeyLab

iOSDC Japan 2021
採択
2021/09/17 19:50〜
Track A
レギュラートーク(20分)

SwiftUI で実プロダクトを音速リリースした話

AkkeyLab AkkeyLab AkkeyLab

寄付体験を身近にすることを目指して開発されたアプリ「dim.」

・SwiftUI 95%以上
・エンジニア1人
・開発期間2ヶ月
・リリース前に大きな仕様変更を2回行う
実はこんな条件下で生まれたアプリです。

皆さんご存知の通り、SwiftUI はまだ実用レベルに達していないと言っても過言ではありません。が、実体験を元に「実用レベルに達していない」と口にしているエンジニアはどれほどいるでしょうか。
SwiftUI が未熟だという周りの声を鵜呑みにして逃げているだけではないですか? SwiftUI を採用しない理由を明確に説明できることは非常に重要です。なぜなら、 SwiftUI が適している要件にも敏感に反応できるようになるからです。
このトークでは主に以下に関して実例と共に SwiftUI の現状をご紹介いたします。

・SwiftUI 採用の理由
→キーワード:チーム開発, デザイナー
・2回もの大型仕様変更への高速対応を可能にした SwiftUI レイアウトテクニック
→キーワード:Modifier, XcodePreviews
・粘ったけど、UIKit に浮気せざるを得なかった TextField
→キーワード:最小限に抑えた UIKit 利用術
・油断禁物! SwiftUI 未対応ライブラリ達
→キーワード:Firebase, 計測ツール

このトークにより、SwiftUI をチームで採用するための説得材料を手にすることができます。また、 SwiftUI による開発方針を「チーム」という広い視野で考える“きっかけ”になるでしょう。