【SwiftUI or UIKit】フローチャートでわかる最適フレームワーク by AkkeyLab

iOSDC Japan 2021
採択
原稿(8ページ)

【SwiftUI or UIKit】フローチャートでわかる最適フレームワーク

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「あ、ここは UIKit じゃないと要件満たせないなぁ」
SwiftUI でアプリを開発していて必ず1回はこのように思ったことがあるのではないでしょうか。

事前にドキュメントを熟読し、実装方針を固めてからコーディングを始めるという流れであれば問題ありませんが、コーディング途中で要件を満たせない事実を目の当たりにした場合、時間の浪費に悔しさを覚えることでしょう。

そんな思いをする SwiftUI チャレンジャーをゼロにすべく、UIKit・SwiftUI のどちらを使えばよいかを一瞬で判断できるフローチャートをご紹介します。(極論 UIKit のみで開発すれば解決するとも考えることが可能ですが、ここでは SwiftUI をできるだけ採用するという方針を前提として解説いたします)
例えば UITextField(UIKit)と TextField(SwiftUI)の場合以下のような条件分岐で利用すべきフレームワークを判断可能です。
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バリデーションは入力完了後に一度だけで良い
→YES: SwiftUI(v1, v2)
→NO: UIKit(TextField には入力文字の変化を随時ハンドリングする方法がありません)
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この原稿を元に工数見積の精度向上、開発中の後戻り削減、SwiftUI の現状理解が可能になるでしょう。