楽天グループが運営するラクマでは、旧フリルから含めて今年の7月末で9周年を迎え、10年目に突入します。
振り返ってみると、さまざまな歴史があり、そして弊害もありました。
旧ラクマとのアプリ統合、大企業ならでは開発スピード、ビジネス側との折り合い など...
いろんな要因が重なり、アプリにはレガシーな部分がたくさん残っています。
そんな長寿のアプリですが、ここ半年程でソースコードのObjective-Cを25%駆逐し、Swiftの占める割合が90%近くになりました。また、最新のOSとその1つ前しかサポートをしない方針のため、Combine、SwiftUI、Compositional Layoutといった新しいAPIを導入を積極的に行ってきました。
そんなラクマのiOS開発における、リファクタリングと挑戦を紹介したいと思います。