Appleプライバシー保護の最新事情と適応戦略 by Terasaka

iOSDC Japan 2021
採択
2021/09/18 13:30〜
Track B
レギュラートーク(20分)

Appleプライバシー保護の最新事情と適応戦略

iKichiemon Terasaka iKichiemon

At Apple, we believe that privacy is a fundamental human right.
(WWDC 2021 Apple’s privacy pillars in focus より)

プライバシーは基本的人権であると、Appleは明言します。

WWDC 2021の中でもプライバシーに関わるアップデートやセッションがありました。
昨年は App Storeにおける「プライバシー表示」が開始され、iOS14.5から開始されたATT(App Tracking Transparency)は、現在進行形で巷を騒がせています。

このように年々重要性が高まっているプライバシー保護ですが、私たちアプリ開発者は一体何を行えばよいのでしょうか。
また、数ある制約の中でどのようなユーザー情報を活用していけるのでしょうか。

幸いにも、私たちはAppleというプラットフォーム上で生きています。
そこには多くの制約がありますが、裏を返せば、私たちはその制約によってユーザーのプライバシーを侵害してしまうリスクから守られています。

ユーザーの利益を損なわないために、また、私たち自身を守るためにも、まずはAppleが示すプライバシー保護について学びましょう。

本トークでは、アプリ開発に関わるプライバシー保護についてお話します。
WWDC 2021 にて発表された最新情報に触れつつ、Appleが重要視するプライバシー保護の4本柱について説明します。
そして、私たちアプリ開発者が対応しておくべき事項を紹介した上で、変化していく環境にどのように適応していくか、について考えます。