push通知の証明書をFirebaseに置いてはいけない君たちへ 〜自力で実装するAPNs〜 by Ryo Ota

iOSDC Japan 2021
レギュラートーク(20分)

push通知の証明書をFirebaseに置いてはいけない君たちへ 〜自力で実装するAPNs〜

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push通知配信には、iOSアプリにおいてもFCMを使っているエンジニアが多いのではないかと思います。

しかし、「情シスが...」、「取引先のルールで...」など、証明書をクラウド上に置くことがむずかしかったり、簡単に外部ライブラリを導入できないケースもありますよね?
また、たくさんのユーザの中から、かなり絞り込んだ条件でpush通知を送りたいなど、「自社管理のサーバから配信できるようにしておけばよかった...」というケースは、決して少なくないでしょう。

レガシーバイナリプロトコルを使用した配信のサポートが終わったいま、改めてAPNs配信の仕組みを自力で実装できるよう知識を整理しましょう。

なお今回は、JSON Web Tokenによる認証で配信することを前提として解説していきます。
また、サイレントpush, Voip pushについても触れていきたいと思います。