チームでSwiftUIを書くために ~読みやすく保守しやすいSwiftUIの設計について考えたこと~ by あつや

iOSDC Japan 2021
レギュラートーク(20分)

チームでSwiftUIを書くために ~読みやすく保守しやすいSwiftUIの設計について考えたこと~

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SwiftUIはWWDC19で発表された新たなUIフレームワークです。
宣言的にViewを実装することができるようになり、これまで利用してきたUIKitに比べ、UIの構成要素をより簡単に表現できるようになりました。

SwiftUIはUIKitに比べて、より柔軟にコードを記述することができますが、柔軟に記述できるがゆえに、チーム開発にSwiftUIを用いる場合により開発者の個性が出やすくなります。その結果、読みにくく保守しにくいコードに繋がると考えています。

このセッションでは、「読みやすく保守しやすい」という観点でSwiftUIを用いたViewの実装をどのように行っていけば良いのか考えたことについてお話しします。

・画面の構成要素を分かりやすく記述する方法について
・SwiftUIのコンポーネント設計とコンポーネント化の粒度について
・パフォーマンスを考慮したSwiftUIの実装について
・チームで統一した設計を行うための取り組みについて

このトークによって、SwiftUIの特性であるレイアウトのしやすさと、保守性を保ちながらチームで開発するための知見を得ることができるでしょう。