WWDC2019でSwiftUIが発表されました。WWDC2020でもSwiftUIに関するセッションがいくつもあり、AppleがSwiftUIに注力していることが伺えます。SwiftUIはiOS 13以降で利用できるということもあり、既存アプリの運用保守では現段階ではまだ導入できないでしょう。
ですが、iOS 14から導入されるWidgetがSwiftUIのみで開発できるということもあり、今後、SwiftUIに触れる方も多いと思います。
そんな中、私が担当したアプリは新規アプリということもあり、SwiftUIとCombineを採用しました。実際にSwiftUIでアプリを開発してみると、機能が不足しており、SwiftUIだけでアプリを完結させるのは難しいといいうことがわかりました。
そのため、弊アプリではSwiftUI×UIKitという選択をして、SwiftUIはUIコンポーネントの実装に利用し、画面遷移はUIKitを利用するという設計にしました。
本トークでは弊アプリで選択した設計の説明と、この設計で解決した問題について説明します。