<これまでのあらすじ>
2019年9月、iOSが13へと進化するその傍らで、ひっそりとiPadOSは生まれた。それはiOSにない特徴的な機能「Multiple Windows」、すなわち「複数のスペースで同じアプリを開いて作業する」機能を有していた。
2020年4月、Magic Keyboardが発売され、iPadはますますノートPCへと近づいていく。「モバイル」と「PC」の境界が消えつつあるこの世界の中で、Multiple Windowsへの対応の有無がアプリの使い勝手に大きな影響を与えようとしていた——
本トークでは、iPadOSのMultiple Windowsを使ってユーザーがどのような体験を得られるのかを紹介し、その後に実際にアプリをMultiple Windowsに対応させる方法について解説します。そこでは、UISceneを始めとするScene APIを整理して段階的に説明します。
・Multiple Windows…なにそれおいしいの?
・シーンは簡単、そう、iOS 13以降のみならね
・複数のシーンをサポート!戦いの始まり
・シーン状態の保存ならオレに任せろ
・プログラムから新しいシーンを展開!
・シーンのライフサイクル(ゾンビもあるよ)
・シンクロナイズドシーン《状態の同期》
・好きなシーンを選んでね
さあ、みなさん、iPadOSDCの時間です!