私たちデベロッパーは誰しもが「アプリのパフォーマンス向上」を目標とするものの実現するための道のりは非常に困難で険しいです。
知識や経験をフル活用しながら日々取り組んでいるこの課題ですが、iOS開発においては2019年のWWDCで登場したMetricKitが強力な武器となります。
MetricKitについてみなさんはどれくらいご存知ですか?
また、十分使いこなせていますか?
MetricKitはデバイス上のアプリの電力やパフォーマンスなどのメトリックを受け取るためのフレームワークです。
このフレームワークを効果的に使うことでパフォーマンスを向上させる上でどの機能がボトルネックになっているのか、何が原因で起動時間が遅いのかなどの調査を以前よりも簡単に行えるようになりました。
このセッションでは、実際にMetricKitを導入しているアプリを使ってどのように使用するのか、どのようなデータが取得できるのかを中心にパフォーマンスの改善につながるためのテスト手法などをお話しいたします。
MetricKitの魅力を余すことなくお伝えできればと思います。