自動テストの成果物をどこまで利用していますか。
CI/CDサービスを通して、自動テストの成否をSlackなどを通してフィードバックするといったことはよくやっているかと思います。
自動テストがあるのであれば、その成果物をより活用するにこしたことはありません。
自動テストで得られる成果物としては、Xcode 11からResult Bundlesという形でまとめられました。
この成果物を活用することによりテストの成否だけでなく、テストログやテスト時に添付した画像やログなど、より細かい情報をフィードバックできるようになります。
また、プロダクトコードの状態をGitHub API(Commit Status APIやChecks APIなど)や外部サービスを利用することで継続的に収集し、その収集した情報を利用することができます。
これらの情報を活用することで、開発者だけでなく、プロダクトに関係するメンバーにも定期的にフィードバックすることで、それぞれのメンバーが知りたい現状のプロダクトの状態がわかるようになります。
本トークでは、継続的にこれらの自動テストの成果物をどのように収集し、活用できるように整えたか。
そして、実際のプロジェクトのフローの中で「(主に)だれにたいして」「どのような情報を」フィードバックしたか、そしてその結果としてどのように継続的な改善活動に繋がったかについて話していきます。