iPadやiPhone、iPod touch が業務用端末として企業内や公的機関で活用されることは珍しくなくなりました。営業端末として、サイネージ端末として、顧客接客端末として、リモコン端末として...iOS端末の活躍シーンは業務の世界でも様々です。iOSが人々のライフスタイルを変えたように、iOSは企業のワークスタイルにも変革をもたらしています。
多くの組織でiOSが受け入れられているのは、Appleが業務活用を見越して様々な仕組みやサービスを提供してきたからに他なりません。ADEPやMDMはよく目にするキーワードですが、他にもABM・DEP・Single App Mod(SAM)・Managed App Configuration(MAC)・CustomAppといったものもあります。興味深いのは、アプリ開発者がこれらを理解していると、業務用アプリの開発・導入・保守・運用がとても楽になる(自分もお客様も)ということです。
iOSと共にこれらの仕組みやサービスも進化してきました。2020年は特にサービスの統廃合やAppleの方針転換など大きな変化の年となっています。例えば「法人向けアプリ=ADEP(iDEP)」という理解ももはや過去のものとなってしまいました。
本トークでは、そんなエンタープライズiOSの最新事情と、各用語の詳細や関連性についてお話します。