Apple CryptoKitを通じて暗号化技術に触れる by 栗山 徹

iOSDC Japan 2020
採択
原稿(4ページ)

Apple CryptoKitを通じて暗号化技術に触れる

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アプリ開発者視点で暗号化技術を見た場合、Keychainといった仕組みが既に用意されているため、開発者は所定の方法でデータを渡すだけで暗号化技術に詳しくなくても暗号化技術の恩恵を受けることができます。

ただ、指定した暗号化方式で特定のデータを暗号化したい場合など、開発者が能動的に暗号化処理を利用するケースが無いとは限りません。また、ライブラリなどで使っている暗号化方式の概要について問い合わせを受けるケースもあります(自分は数ヶ月前に経験しました)。

そこで、本稿では "Apple CryptoKit" という、 iOS13 / macOS Catalina 以降向けの暗号化処理用フレームワークを題材に、CryptoKitがサポートする代表的な暗号化技術について、概要や用途を簡単なコードを交えながらご紹介します。

本稿をきっかけに、暗号化技術やApple CryptoKitに対して興味をもっていただけたら幸いです。

コンテンツ(予定):

  1. Apple CryptoKitと暗号化技術の概要
  2. ハッシュ関数(SHA256)
  3. メッセージ認証コード(HMAC)
  4. 共通鍵暗号(AES)