フロー同期とオブザーバー同期で理解するアーキテクチャパターンと、パターンから一歩進んだ設計 by 花芽尋かすみ

iOSDC Japan 2019
レギュラートーク(30分)

フロー同期とオブザーバー同期で理解するアーキテクチャパターンと、パターンから一歩進んだ設計

kagahiro_kasumi 花芽尋かすみ kagahiro_kasumi
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MVC, MVP, MVVM, CleanArchitecture, Flux, Redux, etc...などのアーキテクチャパターンに対する議論が一旦の落ち着きを見せる2019年。

それぞれのパターンの違いとして状態の保持の仕方・データフローの制約・レイヤー分け・様々な違いが語られると思いますが、
その中であまりスポットの当たらない話にデータの同期方法の違いがあります。

データの同期方法にはフロー同期とオブザーバー同期という2つの同期方法があり、アーキテクチャパターンによって採用している方法が異なります。
同期方法の違いによってデータの受け渡しやコードの書き方のお作法も変わってきます。
書き方の違いがあれば、読みやすさの違いやそのコードに込める意図の違いなどにもつながる話になります。

このトークではフロー同期とオブザーバー同期という2つのデータの同期方法の違いから、アーキテクチャパターンの違いを説明します。
また、アーキテクチャパターンにとらわれずに、もう一段具体的な話として「このシチュエーション、このデータ同士の場合にはこの同期方法を選択するとよい」などの話もします。