モバイルアプリ向けの機械学習ライブラリの充実により、アプリ開発者が機械学習や深層学習を用いた機能を実装することがより簡単になりました。研究者ほどの専門的な知識がなくても、カメラで物体を検出したり、検出したものが何なのかを識別したり、自然言語処理を行ったりすることができます。
これにより、モバイルアプリ開発者でも、機械学習を活用した機能を、ある程度簡単に実装できるようになりました。
このような背景を踏まえ、我々アプリ開発者はユーザーにどのような機能を提供できるのか。まずは、どんなことが簡単にでき、どこから専門知識が必要なのかを理解するところから始めてみましょう。
このトークでは、画像認識や自然言語処理について例を交えながら、モバイルアプリ向け機械学習の現状を総括します。