iOSDC Japan 2019
レギュラートーク(30分)

Fluid Interactionの技法

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昨年のWWDCでFluid Interfacesが発表されて以来、私はFloatingPanelというライブラリ開発を通してその実現に試行錯誤してきました。

Fluid Interfacesは、全く新しい技術ではありません。アップルのデザイン思想に則って、iOS 8以降アップルが積み上げてきた技術を駆使することで実現できるUIの一つのカタチです。

しかし、その実現は簡単なものではありません。

アニメーション・ジェスチャー、そしてデザインに至るまで、複合的に考慮して設計・実装が必要になります。

このセッションでは、私が自身のライブラリ開発で学んだFluidなインタラクションを実現する技法、特にアニメーションに焦点を当てて、デモを交えながら説明していきます。

更に、先に発表されたSwift UIのAnimation APIに追加されたfluidSpring() の理論背景と活用方法についても解説します。

Topics
・ 走る曲がる止める
・自然で扱いやすいSpring Animationを求めて
・SwiftUIのAnimation.fluidSpringとは何か?
・Rubber band effectの関数たち
・Projectionの使いどころ