あらゆる人が、あなたの提供するアプリの恩恵を受けられるように。
あらゆる人が、あなたの提供するアプリをより便利に使えるように。
アクセシビリティ対応と言うと特定の誰かのための対応だと思われ、優先度が低くなってしまいがちです。確かにアクセシビリティ対応は特定の誰かのための対応という側面もありますが、すべての人のための対応でもあります。いつも使っているアプリが、手を使わずに使えるようになったら。もっと使う手間を省けたら。夢は広がるばかりです。
「とはいえアクセシビリティ対応をしても一般ユーザは使ってくれないのでは?」そう思う方もいると思います。しかしアクセシビリティ対応で可能になることをきちんと理解して実装、広く告知をすれば、一般ユーザも便利に使えるような体験革命ができるかもしれません。
このトークでは、Appleがどのようなアクセシビリティ機能を提供しているのか、そして私たちiOSアプリ開発者はどのような実装を経て、どのような体験をユーザに提供できるのかについてお話します。
【目次】
・アクセシビリティ最新情報(WWDC2019 Keynoteより)
・設定 - 一般 - アクセシビリティから何ができるのか
・視覚のアクセシビリティ
・文字サイズの変更に耐えうるデザイン作り
・VoiceOverにきちんと対応するには
・アプリデザインとコントラスト
・聴覚のアクセシビリティ
・Siriはどこまでユーザを楽にするのか
・身体のアクセシビリティ
・Voice Controlに見るアプリの未来