WWDC 19で発表されたXcode 11の新機能の中でもとても喜ばしいものの1つは、XcodeとSwift Package Manager(SwiftPM)の統合でしょう。これまで主にサーバーサイドSwiftやコマンドラインツールの開発でなければ使用できなかったSwift PackagesがXcodeとiOSアプリ開発で使用することができるようになったのです!言語公式のパッケージマネージャーがIDEと統合され、iOSアプリの開発にも使えるようになったのは一大事です。徐々にCocoaPodsやCarthageなどのサードパーティー製のツールを置き換えていくことや、SwiftPMに対応したライブラリが増えることが期待できます。
一方で、SwiftはLinux(Ubuntu)にも対応しており、Swift Server Work Group(SSWG)による標準化やサーバーサイド向けのライブラリーの開発も進んでいます。iOSアプリ開発向けに増えるであろうSwift PackagesをLinuxにも対応させることは、サーバーサイドSwiftを盛り上げ、Swift言語自体を盛り上げることにも繋がるはずです。
本LTでは次の内容について紹介し、Swift PackageとサーバーサイドSwiftの盛り上げに貢献したいと思います!