UIImage、CGImage、そしてCIImageは、いずれも画像情報を保持するためのクラス(以下、画像クラス)ですが、皆さんはこの3つのクラスの特徴を理解して使っていますか?
Web APIで取得した画像を縮小して表示できればよい、といった単純な要件であれば、何も考えずにUIImageを使うだけでも済みますが、リアルタイム処理や複雑な画像処理などのより高度な要件においては、特徴を知らずに使ってしまうと余計な処理を書いてしまって最悪性能低下を招くことになってしまいます。
本セッションでは、UIImage / CGImage / CIImageの各画像クラスの特徴を解説しながら、これら3つのクラスの画像処理における使いどころについてご紹介します。
また、OpenCVなどの画像処理ライブラリとの連携を考慮した画像クラスの使い方や、私が業務で実際に画像処理の性能改善に成功したエピソードもご紹介します。
本セッションが普段何気なく使っている画像クラスについて改めて考えるきっかけとなれば幸いです。